本当はとっても怖い歯周病
[2021.02.13]
皆さんこんにちは
佐藤まごころ歯科院長の、佐藤博昭です。
本日は、
『本日はとっても怖い歯周病』
というお話をしたいと思います。
皆さん、歯周病って、どのくらいの人がかかっていると思いますか?
実は、 30歳以上の人の3人に2人が歯周病にかかっているんです‼️
これは、まさに現代病です。
しかし、多くの人々は、歯周病だからといって、 歯茎が腫れやすくなったり、ほっとけば治る程度なんでしょ、 と軽く考えがちです。
歯周病を放置すると、歯を支えている骨が溶けてきて、 歯がグラグラしてきて、やがて抜けてしまいます。
実は、歯を失う原因の第1位は、虫歯ではなくて、 歯周病なんです‼️
さらに、歯周病によって、命を危険にさらす病気にもかかります。
- 心臓病
- 肺炎
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 低体重児出産
- バージャー病(閉塞性血栓血管炎)
さらに怖い事実があります。
厚生労働省より、高齢者(65歳以上) の死亡原因の第1位は肺炎と報告されています。 ガンなどの疾患を持っていても、直接の死因は肺炎なんですね‼️
肺炎の中でも、特に怖いのが、 口の中の細菌が肺に入り込み炎症を起こす、 誤嚥性肺炎や嚥下性肺炎。
高齢になると、食べ物を飲み込むための喉の筋力が低下し、 本来食道に入るものが、 気管支に入ってしまうことがよくあります。
誤嚥性肺炎を起こした肺からは、 歯周病原因菌が高い頻度で見つかることから、 歯周病と肺炎に強い関係が見られます。
ですので、現在、訪問歯科による、 高齢者の方の口腔ケアが重要視されてます。
お口のなかを常に清潔に保つことは、 健康と長生きに直結してるんですね‼️
皆さんも、歯周病の治療と予防をしに、 歯医者さんで歯石取りと歯のクリーニングをしに行きましょう‼️
お口の中が清潔だと、気分もスッキリしますよ‼️